スペイン国王杯優勝を決めたバルセロナ【写真:Getty Images】
【バルセロナ 2-0 セビージャ スペイン国王杯・決勝】
現地時間22日にスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)決勝が行われ、バルセロナはセビージャと対戦。退場者が続出する荒れた試合は、ジョルディ・アルバなどがゴールを決め、バルセロナが2-0の勝利をおさめている。
バルセロナはこの日もMSN(リオネル・メッシ、ルイス、スアレス、ネイマール)を先発起用。対するセビージャは、ヨーロッパリーグ決勝でゴールを決めたケビン・ガメイロやコケが先発出場を果たしている。
今大会でも優勝を飾りたいバルセロナだったが、様々なアクシデントが襲った。36分にハビエル・マスチェラーノがレッドカードを提示されたことにより、1発退場して一人少なくなると、プランが崩れたバルセロナはイバン・ラキティッチをベンチに下げる。さらに、57分にはチーム得点王のスアレスが負傷し、途中交代する事態に。
まさかの事態に襲われたバルセロナは、結局無得点のまま0-0で後半を終える。ただ、後半アディショナルタイムにセビージャのエベル・バネガが1発退場し、10人vs10人の同数になった。
そして延長前半、ついに試合が動く。97分にバルセロナのジョルディ・アルバが先制点を決め、均衡を破った。セビージャの選手がさらに一人少なくなった後、延長後半アディショナルタイムにはネイマールが追加点を決めて勝負あり。結局、バルセロナが2-0の勝利をおさめている。この結果、バルセロナはコパ・デル・レイ優勝を果たし、リーグ優勝に続いて2冠を達成した。
【得点者】
97分 1-0 アルバ(バルセロナ)
120分+2分 2-0 ネイマール(バルセロナ)
【了】