アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督はチャンピオンズリーグ(CL)ファイナルに向けて“地の利”を出来る限り活用するようだ。21日、スペイン紙『アス』が報じている。

　シメオネ監督はこの土曜日にメディカルスタッフを伴いミラノ入りする。メディカルチームは、26日（水）の午後にサン・シーロで行われる公式練習の際に使用する施設、すなわち、インテルのものか、ミランのものか、どちらを利用するかを確認するようだ。

　また一行は、チームが3日間滞在することになる、メリア・ミラノホテルの下見も行うようだ。そして、アルゼンチン人指揮官は、先日UEFAから懸案事項とされたサン・シーロスタジアムの芝生チェックも行いたいと思っているようだ。リーグ戦終了から2週間後となる今回の決戦。選手たちが100％のコンディションで試合に入れるかが重要なカギとなる。

　現役時代、インテルでプレーしていたシメオネ監督にとってサン・シーロは、かつてのホームグラウンドとして勝手知ったるスタジアムだ。勝負の女神は細部に宿る。アトレティコは地の利を得ることができるだろうか。

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