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浦和、攻守噛み合いFCソウルに完封勝ち。ACL8強に近づく

text by 編集部 photo by Dan Orlowitz

浦和レッズ
浦和MF宇賀神が決勝ゴール【写真:ダン・オロウィッツ】

【浦和レッズ 1-0 FCソウル ACL決勝トーナメント1回戦1stレグ】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦1stレグが18日に行われ、浦和レッズはホームでFCソウルと対戦した。

 浦和はグループステージとは違い、リーグ戦と変わらないメンバーで重要な一戦に臨む。対するFCソウルはかつてサンフレッチェ広島で活躍した高萩洋次郎がスタメン出場。エースFWアドリアーノやKリーグMVP経験のあるダムヤノビッチも先発に名を連ね、元アーセナルのパク・チュヨンがベンチに座った。

 序盤から積極的に攻め込んだ浦和が試合を大きく動かす。14分、森脇が右サイドから左サイドへ対角線上にサイドチェンジのボールを送り、走り込んだ宇賀神がペナルティエリア左からダイレクトで折り返す。するとそのボールはそのままゴールネットに吸い込まれ、浦和が貴重な先制点を奪った。

 その後はFCソウルが同点を目指して立て続けにチャンスを作る。アドリアーノやバルバ、ダムヤノビッチといった外国人を中心にシュートを放つも、浦和守備陣がしっかりと防ぎ切り1-0のまま前半を終えた。

 1点を追うFCソウルは後半開始からダムヤノビッチを下げてパク・チュヨンを投入。ヨーロッパで実績を残してきたストライカーにゴールの望みを託す。

 しかし、この試合の浦和は攻守がしっかりとかみ合いFCソウルに隙を与えない。細かいパスワークで相手守備陣を翻弄し、途中出場の駒井らも持ち味を存分に発揮した。守ってはセットプレーや個人技の仕掛けにも粘り強く対応してFCソウルの強力攻撃陣を完封した。

 浦和は準々決勝進出のために重要な1stレグを1-0で制した。さらに相手にアウェイゴールを与えず、大きなアドバンテージを手にして25日に行われるアウェイでの2ndレグへ向かう。

【得点者】
14分 1-0 宇賀神友弥(浦和)

【了】

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