ジュビロ磐田に加入することが決まったアブラアム・パパドプーロス【写真:Getty Images】
J1リーグのジュビロ磐田は18日、今年2月まで中国スーパーリーグの上海申花に所属していた31歳の元ギリシャ代表DFアブラアム・パパドプーロスの加入を発表した。登録名は「パパドプーロス」となり、背番号は「44」に決まった。
パパドプーロスはギリシャ代表として通算37試合に出場し、2010年南アフリカW杯でも活躍した。トルコ1部のトラブゾンスポルに所属していた際、短期間ながら現日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督から指導を受けていた経験も持っている。またオリンピアコス時代にはギリシャリーグを5度制しており、4連覇にも大きく貢献した。
ギリシャ代表としての活躍にフォーカスされがちだが、メルボルン出身であるためオーストラリア国籍を取得済み。そのためアジア枠として選手登録される。2012年6月に膝の十字靭帯を断裂してからキャリアは降下傾向にあったがパパドプーロスの実績と実力に疑いはない。磐田は国際舞台でも経験豊富なセンターバックが加わったことで課題の守備を改善することができそうだ。
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