イタリア代表のアントニオ・コンテ監督【写真:Getty Images】
八百長疑惑をかけられていたイタリア代表のアントニオ・コンテ監督の無罪が確定した。『BBC』など複数メディアが報じている。
来季からチェルシーの監督就任が決定しているコンテ監督は、2010/11シーズンにセリエBのシエナを率いていた際、アルビノレッフェ戦で八百長を知りながらも告発しなかったという疑惑で起訴されていた。
コンテ監督には8000ユーロ(約984万円)の罰金と6ヶ月の執行猶予付き禁錮刑が求刑されていたが、クレモナ裁判所は告発内容に根拠がないとして無罪判決を言い渡した。
この判決に対し、コンテ監督は自身のフェイスブックを更新し、感謝の気持ちをつづっている。
「今日、ついにこの醜い物語に境界線が引かれた。4年前、朝5時に家宅捜索が始まった。その時、悪夢が永遠に続くと思ったよ。私のそばにいる人やよく知っている人は八百長疑惑の醜い世界に私の名前が関連づけられることに苦しむ考えがあることを知っている。私の人生の誤ったイメージを信じなかった人々や家族に感謝したい」
【了】