現地時間15日にマンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアム、オールド・トラッフォードで不審物が見つかり、プレミアリーグ最終節ボーンマス戦が中止になった件に対し、市長は激怒しているようだ。英国メディア『スカイ・スポーツ』が報じている。

　不審物は水曜日に行われた民間会社による訓練の際に、撤去し忘れたものであることが判明している。また、延期された試合も17日の夜に開催されることが決まっている。

　グレーター・マンチェスター市長兼警察・犯罪コミッショナーのトニー・ロイド氏は「このような事態が起こり、呆れている。なぜこのようなことが起きてしまったのかを調査し、説明しなければならない」

　「遠くから来るサポーターに不便を強いてしまい、多くの警官や陸軍の爆弾処理班の時間を無駄にした。人々を必要のない危険にさらした。スタジアムから数万の人々を避難させるのにはリスクも伴う」と発言している。

　不注意から大騒動になってしまった今回の事件だが、警察を管轄する市長としても容認できない事態であったのだろう。

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