本田圭佑(左)とケビン・ストロートマン(右)【写真:Getty Images】
【ミラン 1-3 ローマ セリエA 最終節】
イタリア・セリエA最終節が現地時間の14日に行なわれ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはホームでローマと対戦した。
ボナベントゥーラのコンディションに不安を抱えるミランは、本田が4試合連続でトップ下で先発出場を果たす。クリスティアン・ブロッキ監督はアンカーに18歳のMFマヌエル・ロカテッリを起用する。
先制したのはローマ。19分にMFストロートマンのパスからFWサラーが抜けだすと、GKドンナルンマとの一対一を制した。
ミランは後半からバロテッリに代わってL・アドリアーノを投入する。48分にはクロスのこぼれ球から本田がミドルシュートを放つも、ここは大きく枠を外れた。57分にミランはベルトラッチに代わってボナベントゥーラが投入される。これにより実質的に布陣が右サイドハーフに本田、左サイドハーフにボナベントゥーラの4-4-2となる。
しかし直後の59分、元ミランのエル・シャーラウィが追加点を決める。ピャニッチのスルーパスから抜けだしたエル・シャーラウィが胸トラップから華麗なポレーで2-0とする。
それでも80分、左サイドのクロスに本田が勢いよくヘディンで合わせるも、ここはGKスチェスニーの好セーブに阻まれる。しかし、82分には途中出場のエメルソンが追加点を奪う。
終了間際にバッカが一点を返すも試合は1-3で終了。ミランはセリエAを7位で終了し、コッパ・イタリアを優勝できなければヨーロッパリーグ出場を逃すことが決定した。
【得点者】
19分 0-1 サラー(ローマ)
59分 0-2 エル・シャーラウィ(ローマ)
82分 0-3 エメルソン(ローマ)
87分 1-3 バッカ(ミラン)
【了】