トッテナム戦の香川真司における現地メディア評価は?
1日に行われたプレミアリーグ第13節で、日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドは敵地でトッテナムに2-2で引き分けた。香川は前回のチャンピオンズリーグ、レバークーゼン戦に続いてトップ下で先発したが、前半途中からこの日2得点と活躍したイングランド代表FWルーニーと代わって左サイドに回され、見せ場を作れず後半39分に交代した。香川の現地評は以下の通り。
『スカイスポーツ(テレビ局)』=6点(平均点):依然として苦闘。
『ユーロスポーツ(テレビ局)』=7点(及第点)
『マンチェスター・イブニング・ニューズ(地方紙)』=6点(平均点):レバークーゼン戦に続き得意のトップ下のポジションでチャンスを得たが、生かせなかった。
―デビッド・リンチ記者
「香川はムラがある。モイズ監督はチームの勝敗にかかわらずチームから外れた香川について質問されてきたが、またしてもムラのあるプレーで除外されうる理由を露呈した。香川が定位置を確保するには、常に最高のプレーを見せなければならない」
『インディペンデント(全国一般紙)』=5点(最低点タイ)
―サム・ウォレス記者
「トップ下の香川はいつものように消えていた。モイズ監督が長きにわたり香川を無視していたのもうなずける」
レバークーゼン戦から中3日の過密日程で連続出場した香川だったが、上手くボールに絡めずに終わった。今後も中2日でエバートン、ニューカッスルをホームに迎えて連戦するが、股関節痛で離脱しているオランダ代表FWファンペルシの復帰も間近に迫っていると報じられているだけに、トップ下で輝きたい香川にとっては新たな正念場となりそうだ。
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