マンチェスター・ユナイテッドのフアン・マタ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのスペイン人MFフアン・マタがレスターの今季の快進撃を称賛している。13日、スペイン紙『アス』が報じている。
プレミアリーグ最終第38節を前に、ここまで全37試合に出場しているマタ。今季もチームが浮き沈みの激しいシーズンを送る中で「個人的にはケガもなく全試合出場しているし、いいシーズンだ。チームの約20得点ほどには直接絡めているしね」と語る。
クラブは常に周囲が何かと騒がしい状況だが「(モウリーニョ新監督?)さあね。ユナイテッドのようなチームは、常に監督や選手の噂で一杯だ」と新監督については気にしていないことを強調した。「特に結果が悪い時や、シーズンの終盤にはね。それより、とにかく今大事なのは、チャンピオンズリーグの出場権を得ることと、FAカップに優勝することなんだ」と話している。
そして、優勝したレスターについては「シーズン序盤はサプライズだった。それが試合を経るにつれて戦えるチームになった。みんないつか落ちてくるだろうと思っていたけど、勝ち続けたね。すごい功績だよ」と絶賛している。
「チームがやっていることや、グループを信じたことの結実だ。たしかにユナイテッドが制覇すれば嬉しかったけど、サッカー界にとってはこの優勝はいいことだよ。ハードワーク、犠牲心、目標を信じることで栄光にたどり着いたんだからね」
サッカーの歴史に名を刻んだレスター。来季のさらなる躍進に期待が集まりそうだ。
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