元レアル・マドリー監督のベニテス氏【写真:Getty Images】
レアル・マドリーを解任された現ニューキャッスル・ユナイテッドのラファエル・ベニテス監督だが、彼がチームに残したものは大きかったようだ。11日付けスペイン紙『マルカ』が報じた。
今季マドリーの監督に就任し今年1月4日に解任された現ニューキャッスル指揮官のベニテス監督。シーズン終盤に大きな貢献を見せているMFカセミロ、MFルーカス・ヴァスケスの両選手に目をかけマドリートップチームに残したのは彼だった。
カセミロはベニテス監督時代は定位置をつかんだとは言い難く、ジネディーヌ・ジダン監督への変更当初も最初8試合は交代出場で数分プレーしたにすぎなかったが、シーズン終盤にきて存在感を増した。
分厚い攻撃陣のサブと見られていたL・ヴァスケスはベニテス監督時代に先発出場が2試合、8試合に交代出場。ジダン監督になってからはFWカリム・ベンゼマ、FWガレス・ベイルの負傷離脱もあり7試合を先発でプレーしており、マドリーの快進撃に大きな貢献を果たした。
果たしてベニテス監督の”遺産”である2選手は今後も存在感を増していくことができるだろうか。
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