ダンディーUは選手登録の規約違反で勝ち点の剥奪の処分を受けた【写真:Getty Images】
スコティッシュ・プロフェッショナル・フットボール・リーグ(SPFL)は現地時間11日、日本代表GK川島永嗣が所属するダンディー・ユナイテッドに未登録選手に関する規約違反があったとして勝ち点剥奪および罰金処分を科すことを発表した。
対象となったのは、6日に行われたアウェイのインヴァーネス戦。ベンチ入りしたジェイミー・ロブソン(出場なし)とアリスター・コーテ(77分から途中出場)が登録されていなかったという。
両選手とも今季は下部リーグに期限付き移籍していたが、ダンディーUに復帰したのは登録期間外である3月31日以降であったのが原因とされる。
その結果、ダンディーUは今季の勝ち点から3ポイントの剥奪および罰金3万ポンド(約480万円)が科されることとなった。
この処分を受け、クラブはステファン・トンプソン会長はリーグ実行委員会を辞任することを公式声明で発表した。同会長は今回の処分を不当であると主張しており、今回の辞任は抗議の一環とされている。
SPFLは残り1節を残しているが、ダンディーUは勝ち点の剥奪にかかわらず今季のリーグ戦を最下位で終えることが確定しており、2部降格が決定している。
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