レアル・マドリーは“禁断の一手”を使うか【写真:Getty Images】
最終節を残しバルセロナとレアル・マドリーが優勝争いをする中、”スーツケース”が話題になっている。11日付け『マルカ』が報じた。
現在リーグ戦第38節を残し勝ち点差1で1位のバルセロナと2位のマドリーが優勝を争っている。マドリーはデポルティーボ・ラ・コルーニャと、バルセロナはグラナダと共にアウェイで対戦するが、マドリーがバルセロナと対戦するグラナダに勝利ボーナスを出すのではないかとの憶測があがっている。
スペインプロサッカー連盟のハヴィエル・テバス氏は「規則では第三者に勝利ボーナスを出すことは禁止されている。マドリーは規則を守ると思うよ」としたが、元スペイン代表監督のハヴィエル・クレメンテ氏は、スペインラジオ局『オンダ・セロ』でのインタビューで「勝利ボーナスは存在してきたし、これからも存在し続けると思う。マドリーだけがやらないとでも?」と語った。
さらにバルセロナの対戦相手であるグラナダのクロアチア人GKイヴァン・ケラヴァも「残留が決定してよく練習できてないが、チームメイトたちが第三者からの”刺激”があるのは普通だと言っていた」と語っており、ますます疑惑が深まっている。
シーズンが終盤に近づけばやってくるこのスペイン恒例の話題だが、果たして本当にボーナスは存在しているのだろうか。
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