レスターが獲得を検討しているルーカス・ペレス【写真:Getty Images】
レスター・シティが、リーガエスパニョーラのデポルティボ・ラ・コルーニャに所属する27歳のスペイン人FWルーカス・ペレス獲得を検討しているようだ。11日に英紙『ガーディアン』が報じている。
同紙によると、レスターは来季のチャンピオンズリーグ(CL)を見据え、ジェイミー・ヴァーディーの負担を軽くするために新たな”点取り屋”獲得を考えているとのこと。その補強候補の一人として、ペレスの名前が浮上したようだ。
ペレスは今季公式戦38試合に出場し19得点11アシストを記録。バルセロナ戦やアトレティコ・マドリー戦でもゴールを決めており、得点ランキングでは上位に入っている。代表経験こそないが、十分な実力を持っており、獲得することができればレスターにとって大きな戦力となるだろう。
ただ、レスターは他にも多くのストライカーをリストアップしている。セリエBのペスカーラに所属するFWジャンルカ・ラパドゥーラやワトフォードに所属する主将のFWトロイ・ディーニーといった選手たちだ。
ラパドゥーラは今季公式戦40試合に出場し24得点を記録。ディーニーはチャンピオンシップ(イングランド2部)時代に、リーグ戦で2年連続20得点以上記録したことがある実力の持ち主だ。
いずれの選手も代表経験はなく、ビッグネームでもないが強力な選手であることは間違いない。獲得することになれば、クラブ史上最高額の移籍金が必要になる可能性もあるが、来季CLで結果を残すためにも、必要な出費と言えるだろう。
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