PSGのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
この夏、かつてのカップルが復縁することになるかもしれない。パリ・サンジェルマン(PSG)のFWズラタン・イブラヒモビッチが、ミランへ戻る可能性があることを明かした。8日、イタリア『カルチョメルカート.com』が報じている。
イブラヒモビッチは、PSGと来月で契約が満了する為に連日メディアに騒がれている。「来季にどこでプレーしたいかって? ラスベガスだね」と冗談で答えた同FWは「フランスを愛しているよ。パリはこれまで過ごした街の中で最高の街だったし、ここでしたことは決して忘れはしない」とまるで過去について話すかのような口調で記者会見でPSGでの思い出を振り返った。
さらに「ここに残りたいかって? オレはプレーがしたいんだ。もう少しすれば決断するよ」と未だに将来が不明であることを明かすと「ミランはこれまでプレーしたクラブの中で一番のビッグクラブだったと思うよ」と古巣を称賛した。
退団した経緯については「オレがクラブから去りたかったわけではなくて、その他の者たちがオレを追い出したんだよ」と当時自らの意志でミランから去ったわけではないことを告白した。そして、「あれは過去でこれは未来だ。未来が過去のようになるかって? それはどうかな。もう少しすれば全てが分かるはずだよ」とミランへ戻る選択肢も残されていることを告げている。
ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOも、ヨーロッパリーグ(EL)出場権次第だとしてイブラヒモビッチが帰還する可能性について否定してはいない。同FWが戻って来るとすれば、4年ぶりの復縁となる。果たして両者の愛が再び交わる日は来るのだろうか?
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