アプトン・パークでの試合は10日のマンチェスター・ユナイテッド戦が最後となる【写真:Getty Images】
ウェスト・ハムの副チェアマン、カレン・ブレイディがクラブの将来の大きなビジョンについて話した。8日、英紙『デイリー・メール』が報じている。
来シーズンからウェスト・ハムは本拠地をアプトン・パークから2012年のロンドン五輪のメイン会場だったオリンピックスタジアムに移す。
オリンピックスタジアムのキャパシティは60000人。ウェスト・ハムは52000枚のシーズンチケットを販売し、完売したことを発表。これより多くシーズンチケットを販売しているのはマンチェスター・ユナイテッドの55000枚だけである。
ブレイディは「アプトン・パークを離れることへの感情は理解するが、我々は未来だけを見る」とコメント。さらに「クラブ資産価値ランキングで我々は19位だが、トップ10にランクインしたい」とも語っている。
現在4位との勝ち点差は6とチャンピオンズリーグ出場の可能性が残されているウェスト・ハム。新スタジアムへの移転とチームの好調が重なり、明るい未来を見据えているようだ。
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