アトレティコは優勝の可能性が消滅した【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーは現地時間8日、リーガエスパニョーラ第37節でレバンテと対戦して1-2で敗れた。
前半2分にフェルナンド・トーレスが先制点を奪ったが、30分に失点して同点に。さらに試合終了間際に決勝点を献上してしまい、敵地でまさかの敗戦を喫してしまった。
同時刻に行われた試合で首位バルセロナがエスパニョールに勝利したため、アトレティコは3位に転落し、優勝の可能性が消滅した。
リーガエスパニョーラは同勝ち点で並んだ場合、当該チーム同士の成績で順位が決まる。今季のアトレティコはバルサに2敗しているため、仮に最終節でバルサが敗れてアトレティコが勝利し、勝ち点が並んでもバルサを上回ることができない。
なお、レアル・マドリーはホームでバレンシアに3-2で勝利しているため、大混戦の優勝争いはバルサとマドリーの2チームに絞られた。
最終節で、バルサはグラナダと、マドリーはデポルティーボとそれぞれアウェイで対戦する。
バルサは勝利すれば無条件でリーグ2連覇が確定、引き分け以下ならマドリーの試合結果によって優勝が決まる。
万が一、バルサが敗れてマドリーが引き分けた場合は勝ち点で並ぶが、当該チーム同士の対戦成績はバルサが上回るため、バルサが優勝となる。
▼最終節
グラナダ vs バルセロナ
デポルティーボ vs レアル・マドリー
▼順位表
1位 バルセロナ(88)
2位 レアル・マドリー(87)
※勝ち点で並んだ場合、バルセロナが優勝
【了】