バイエルンはブンデスリーガ史上初のリーグ4連覇を達成した【写真:Getty Images】
【インゴルシュタット 1-2 バイエルン ブンデスリーガ第33節】
バイエルン・ミュンヘンは現地時間7日、ブンデスリーガ第33節でインゴルシュタットとアウェイで対戦した。
リーグ首位に立つバイエルンは、この試合で勝利すれば無条件で、引き分け以下なら2位ドルトムントの結果次第で優勝が確定する。
“バイエルン州ダービー”の一戦で先制したのはアウェイのバイエルン。15分にロベルト・レバンドフスキがPKを決めて1-0とする。さらに、レバンドフスキは32分にもシャビ・アロンソの正確なスルーパスからゴールを決めて2点差に突き放す。
バイエルンは前半終了間際にモーリッツ・ハートマンにPKを決められるが、2-1のリードで後半を迎える。
後半に入ってもバイエルンは優位に試合を進め、ドウグラス・コスタやフランク・リベリーらが相手ゴールに迫るが追加点を奪えない。逆に、ハートマンに際どいシュートを放たれる場面もあった。
それでも最後まで相手の攻撃を凌ぎ切り、エースの2得点を守り切ったバイエルンが敵地で勝利を収めた。
この結果、2位ドルトムントの結果にかかわらずバイエルンの25度目のリーグ優勝が決定した。過去ブンデスリーガで4連覇を達成したクラブはなく、バイエルンは史上初のクラブとなる。
バイエルンは今季限りでペップ・グアルディオラ監督が退任となるが、最後のシーズンで有終の美を飾った。
【得点者】
15分 0-1 レバンドフスキ(バイエルン)
32分 0-2 レバンドフスキ(バイエルン)
42分 1-2 ハートマン(インゴルシュタット)
【了】