レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドが報道陣に対して反撃した。4日、スペイン紙『アス』が報じている。
C・ロナウドはチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ。出場が危ぶまれていたなか90分間ピッチに立ち続けていた。試合後、彼の復帰に疑問を呈し続けた報道陣に対し口を開いた。
ミックスゾーンで取材に応じたロナウドは、英国メディアからの、15日間での復帰について「みんな僕に疑いを感じていたようだけど、なぜだかわからないよ。時としておれはすぐに回復するってことをみんな忘れてるのさ」とリラックスした様子で対応した。
その一方でスペインメディアに対してはより慎重に応対した。「あなた方は、またおれがケガでもしたのかと思ってたから、疑っていたんだろうね。でも、おれはすぐに回復する。ジダン監督が言っていたように100%だ。もちろん、フィジカル面という意味じゃない。だって長い間休んでいたのだから。でも、おれはいい仕事をしたし、チームは最大の目的であるファイナルに進んだ」と復帰に否定的な報道をしていたメディアに釘を刺した。
4月20日のビジャレアル戦後に発覚した大腿二頭筋の負傷からわずか15日。ゴールこそならなかったものの、出場するだけでゲームに特別な意味をもたらす存在感は唯一無二だ。様々な憶測が飛び交うなか、きちっと大一番での出場に焦点を合わせてきたC・ロナウド。やはりこの男に常人の理屈は通じないのだろうか。
【了】