選手に残留を促すクラウディオ・ラニエリ監督【写真:Getty Images】
レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督が、移籍が噂される選手たちに対して残留を促した。5日に英メディア『ESPN FC』が報じている。
昨季リーグ戦で14位に終わったクラブが、今季はプレミアリーグ初優勝を飾った。その躍進を支えた選手たちの活躍に注目し、複数のクラブが獲得を狙っている。エヌゴロ・カンテ、ジェイミー・ヴァーディー、リャド・マハレズなどが主な選手たちだ。
だが、ラニエリ監督は移籍に反対している。選手たちの去就について聞かれたラニエリ監督は「私は自信を持って言おう。1年以上残留することをお勧めする。出て行かないでほしい。他のチームに行った場合は、試合に出てプレーができない可能性がある。
私はビッグネームを望んではいないよ。私の楽屋を壊したくないからね。何人かの良い選手は獲得したいが、ここに来るなら同じスピリットを持つ必要があるだろう」と答え、残留を望んでいることを明かした。
レスターにはビッグクラブでプレーしたことがない選手が複数存在する。レスターでは出場機会を得られたとしても、他のクラブでは満足の行くプレーをすることができない可能性もあるだろう。そういったことを、ラニエリ監督は危惧しているのかもしれない。
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