ガットゥーゾ監督とグアルディオラ監督【写真:Getty Images】
ミランの伝説的な選手であり、現在イタリア3部のピサを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、バイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ監督が与えた影響を悔やんでいる。3日イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
ガットゥーゾ監督は、グアルディオラ監督の影響がイタリアの武器を失わせたと主張している。「イタリアサッカーは歪んでしまった。イタリアは他人をコピーして、自らの文化でもある守備の概念を失った」と語気を強める。
昨今のイタリア全体の守備の“ゆるさ”を危惧しているようだ。「我々は守備戦術を変更する必要があるのは確か」と指摘している。
ガットゥーゾ監督は、ジョゼ・モウリーニョと ディエゴ・シメオネのサッカーがお気に入りのようだ。サッカーに限らず、スポーツ界に進化は常だが、ガットゥーゾ監督はサッカー界の進化についていけるのだろうか。
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