マーク・シュウォーツァー【写真:Getty Images】
レスターの控えGKを務める元オーストラリア代表GK マーク・シュウォーツァーが2つの珍しい記録を達成した。英紙『サン』が伝えた。
昨年1月にレスターへとやってきた百戦錬磨の守護神は同クラブでリーグ戦通算6試合に出場しているものの、今季はいまだ出番がない。チェルシーでの最後の半年間は第3GKだったため、ベンチ入りもままならない状況だった。
だが、所属していたクラブは見事にプレミアリーグ優勝を成し遂げた。これによりシュウォーツァーは「2年連続で出場ゼロでのリーグ制覇」を経験したことになる。
本来は5試合以上ピッチに立たなければ優勝メダルを受け取ることはできないが、出場機会の確保が難しい控えGKや長期離脱者には特別に用意される場合がある。昨季は移籍してしまったためメダルを手にできなかったシュウォーツァーも今季こそはその手で栄光を握りしめることができるはずだ。
また、現在43歳7ヶ月のシュウォーツァーは最年長でのプレミアリーグ優勝となる。長くイングランドで活躍を続け、控えに回っても高いプロ意識で努力を続けてきたことがようやく報われる形となった。
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