ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】
【ミラン 3-3 フロジノーネ セリエA 第36節】
イタリア・セリエA第36節が現地時間の1日に行なわれ、日本代表FW本田圭佑が所属する6位ミランはホームで19位フロジノーネと対戦し3-3と引き分けに終わった。
この試合で先発出場を果たした本田は64分にFWルイス・アドリアーノと途中交代でピッチを退いている。イタリア『スカイ・スポーツ』『ミランニュース.it』『トゥットメルカートウェブ』は揃って「5.0」の採点を付け酷評した。「ぼんやりしていた」とエラス・ヴェローナ戦に比べてパフォーマンスが低下していたことを指摘し、「チームのスローダウンに貢献した」と辛辣な評価を下している。
クリスティアン・ブロッキ新監督が就任し直後のサンプドリアに勝利したミランだが、前節は最下位エラス・ヴェローナに敗北、今節も19位フロジノーネに3失点と散々な内容で引き分けている。今節の結果によってサッスオーロに抜かれヨーロッパリーグ(EL)出場権が遠のく7位に陥落した。これによりコッパ・イタリア決勝でユベントスに敗れた場合は、ミランはELに出場することができない。
本田自身はアドリアーノ・ガッリアーニCEOが残留を明言しているが、クラブ買収も含めて未来は不透明な状況だ。果たして本田は今季の残り公式戦3試合を満足のいくパフォーマンスで終えることができるのだろうか。
【得点者】
2分 0-1 パガニーニ(フロジノーネ)
44分 0-2 クラグル(フロジノーネ)
50分 1-2 バッカ(ミラン)
54分 1-3 ディオニージ(フロジノーネ)
74分 2-3 アントネッリ(ミラン)
90分 3-3 メネズ(ミラン)
【了】