バジャドリーに4-0快勝【写真:goal.com】
11月30日のリーガエスパニョーラ第15節、レアル・マドリーは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのバジャドリー戦に4-0で快勝した。試合後会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、先制後に安定したパフォーマンスを見せられたとの見解を示している。
スペイン『マルカ』がイタリア人指揮官のコメントを伝えた。
「バジャドリーが恐れを抱いていたかは分からない。だが開始30分間は試合を左右する戦いを見せ、その後に難しい状況に陥った。一方我々は、先制後に攻撃を仕掛けるスペースを手にした。その後のチームは安定していたし、守備も良かった。バジャドリーにとっては難しい試合だったね」
ハットトリックを達成したMFガレス・ベイル、さらに1点目の起点となったMFアンヘル・ディ・マリアに称賛の言葉を送っている。
「ベイルのチームへの適応期間は終了した。現在は自信も手にしており、良い状態にある。我々にとって、とても重要な選手だよ。今日は素晴らしいプレーを見せたね」
「ディ・マリアの仕事ぶりはファンタスティックだ。仕事ぶりだけでなく、プレーのクオリティーでもね。前半は相手にとって最も危険な選手だった。様々なポジションでプレーできる彼は、本当に大切な選手だ」
マドリーはクラシコ以降のリーガ5試合で全勝を収めている。
「良い時期を過ごしているね。現在のチームは自信にあふれているが、今後も進み続けなければならない。サッカーは少し奇妙なものだからね。良い調子で進んでいると思ったら、悪い時期が突然訪れるんだ」
アンチェロッティ監督はこの試合で、MFシャビ・アロンソ、MFルカ・モドリッチを2ボランチに据え、MFイスコをトップ下に配置している。
「4-2-3-1システムは良い形で機能している。イスコをはじめとして皆が快適にプレーしているね。またX・アロンソの復帰は、チームに自信とクオリティーを与えた。ベストのスタメンが存在しているとは思わないが、我々は素晴らしいチームだ」
「水曜にプレーをしなかったアロンソとモドリッチは、フレッシュな状態でプレーできた。加えて(MFアシエル・)イジャラメンディや(MF)カセミロも、良いプレーを見せている。チームは素晴らしい調子にあるが、ベストメンバーは存在しない。このチームには11人以上の選手たちが存在しているからね。それは素晴らしいことだ」