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「負けたら殺してくれていい」ペップ、CL準決勝を控え悲壮感漂う

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼップ・グアルディオラ
バイエルンのグアルディオラ監督【写真:Getty Images】

 ブンデスリーガ第32節ボルシア・メンヘングラードバッハとの一戦を明日に控えた前日会見で、バイエルン・ミュンヘンのジョセップ・グアルディオラ監督が悲壮な胸の内を語っている。29日、スペイン『マルカ』が報じている。

 この試合で勝てばブンデスリーガ優勝が決まるという状況だが、その周囲はチャンピオンズリーグ準決勝1stレグを落としたことで未だに騒がしいようだ。

 アトレティコ・マドリード戦の敗戦を受け「皆が散々に私をボコボコにした。だが、まだ私は生きている。我々にはもう一試合残されている。もしこれに敗れるようであれば、私を好きに殺してもいい。それでもチャンスはあるんだ」とコメントしている。

 また、批判が多かった、トーマス・ミュラーのベンチスタートについては「1トップで戦いたいという戦術上の問題だった。おそらく、彼を使った方が良かったのだろうが、私は決断を下さねばならなかった。彼には何の問題はない。(2トップで戦い、準決勝1stレグ、アウェーで0-3と敗戦した)昨シーズンのバルセロナ戦と同じことを繰り返したくなかったんだ」とコメントしている。

 「殺す」というショッキングな言葉まで持ち出したグアルディオラ監督。バイエルンに来て3シーズン目、過去2シーズンCL制覇が実現せぬままに、来季からのイングランド行きが決定してしまった。是が非でも優勝を置き土産を残したいという悲壮な決意が表れている。

【了】

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