バルセロナのルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
去就が注目を集めるローマの伝説フランチェスコ・トッティだが、かつて同選手を指導したバルセロナの指揮官もクラブ残留を願っているようだ。29日、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が伝えている。
トッティとエンリケ監督は2011/2012シーズンに共に戦った間柄だ。同指揮官は、トッティについて問われると「バルセロナにトッティ? 安ければ」とジョークを飛ばした。
その後、エンリケ監督は「退団は理想的ではない」と本音を打ち明けた。「ローマでキャリアを終えて欲しい」ルイス・エンリケ監督はローマで過ごした1年間で、ローマという街とクラブにとって「フランチェスコ・トッティ」という存在が何たるかを知る1人だ。
ローマを解任されたルイス・エンリケ監督は、その後セルタを経由し、バルセロナの監督に就任。昨シーズンは3冠を達成し、名将の仲間入りを果たしている。かつての監督の言葉は、トッティの元に届くだろうか。
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