古巣と対戦のラムジーに期待も【写真:goal.com】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、今シーズン末までとなっている現在の契約の延長に向けた交渉について、焦ることなくクラブとの対話を行っていくことを改めて主張している。
クラブからはすでに新たな契約を提示されたと見られるヴェンゲル監督だが、あくまでも目の前の試合に集中する姿勢を維持し続けている。同監督のコメントをイギリスメディアが伝えた。
「何度も言ってきたことだ。私がこのクラブでの仕事に専念していることに疑問を持ってもらう必要はない。シーズンの最初に言ったことを繰り返すだけだ。自分がうまくやれていると感じたいと思っているし、そのことに集中している」
「今の状況についてはリラックスしている。大事なのは選手たちが適切なサポートを受けられて、一つひとつの試合で良いプレーをするという目標に集中できることだ」
30日に行われるプレミアリーグ第13節のカーディフ・シティ戦は、今季好調なプレーを見せているMFアーロン・ラムジーにとってデビューを果たした古巣との対戦となる。ヴェンゲル監督は2008年に同選手が加入した当時のことを振り返った。
「彼がカーディフでプレーしていたときに映像を見た。初めて会ったのはスイスでEUROを観戦に行っていたときのことで、彼は両親と一緒だった。その後、彼は我々のチームに加わることを決断して、あとはご存知の通りだ。もちろん彼には成長を続けてほしいと期待している」
「若い選手であり、これからまだまだやってくれるだろう。彼の成長に限界はない。完成されたMFになることができる。守備面でも攻撃面でも効果的なプレーができている。本物のフットボーラーとはそういうものだ」