コロンビア代表FWラダメル・ファルカオ【写真:Getty Images】
チェルシーに所属するコロンビア代表FWラダメル・ファルカオが、8月に行われるリオ五輪出場に意欲を見せているようだ。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
今季、モナコからチェルシーに期限付き移籍したファルカオだが、度重なる負傷で出場機会をほとんど得ることができず、今季のリーグ戦では10試合の出場にとどまっている。うちフル出場は1試合で、残りは全て30分以下のプレーに留まっている。
イングランドで不遇の時を過ごすファルカオだが、U-23コロンビア代表のカルロス・レストレポ監督は「どんな監督でもチームに入れたいものだ。彼にはプレーのリズムを取り戻す必要がある。だが、今この話をすれば選手たちのためにはならないだろう」と、フォルカオの招集を示唆している。
また、本人も「僕は準備が出来ているし、全てを受け入れる。フィジカルとメンタルはリオ五輪へと向けられているよ」と述べている。
コロンビアは日本と同じくグループBに組み割れられており、第2戦目で対戦することとなっている。“エル・ディグレ”(スペイン語で虎の意)の愛称で知られるファルカオだが、その牙は日本へと向けられるのだろうか。
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