ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】
ミランは現地時間25日、セリエA第35節でエラス・ヴェローナとアウェイ対戦して1-2の逆転負けを喫した。
日本代表FW本田圭佑は4-3-1-2のトップ下として先発出場し、クリスティアン・ブロッキ監督が就任してから3試合目にして初めてプレーする機会を得た。
シニシャ・ミハイロビッチ前監督体制では4-4-2の右サイドとして定位置を確保していた本田だが、ブロッキ監督が就任してからは出場機会が減ってしまった。現地では、本田はジャコモ・ボナベントゥーラ、ケビン・プリンス・ボアテングに次ぐトップ下の3番手だと報じられていた。
しかし、ブロッキ監督は試合後の会見で“序列報道”を否定している。オフィシャルサイトがコメントを伝えている。
「本田がトップ下の3番手であるということは事実ではない。私はボナベントゥーラを評価しているが、本田にはボナベントゥーラにないプレースタイルがあり、私はそれを評価している」
後半アディショナルタイムに本田がハンドを献上し、それで与えたFKを決められてミランは逆転負けを喫している。それでも、ブロッキ監督は「本田は試合を通じて良いパフォーマンスをしていたし、最後まで輝きを失わずに戦っていた数少ない選手だ」と評価した。
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