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本田、先発復帰で先制点の起点となるも…ハンドで逆転弾生むFK与えミランが最下位に敗北

text by 編集部 photo by Getty Images

ミラン
先制点の起点となった本田圭佑【写真:Getty Images】

【エラス・ヴェローナ 2-1 ミラン セリエA 第35節】

 イタリア・セリエA第35節が現地時間の25日に行なわれ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはアウェイでエラス・ヴェローナと対戦した。

 クリスティアン・ブロッキ監督就任後は出場機会を失っていた本田だが、MFジャコモ・ボナベントゥーラが負傷し、MFケビン=プリンス・ボアテングが低調なパフォーマンスに終始していること出番が回ってくる。4-3-1-2のトップ下で3試合ぶりの先発出場を果たした。

 すると21分、早速本田が結果を出す。バイタルエリアでボールを受けると、すかさず強烈なミドルシュートを叩き込む。GKがなんとか弾いたところをFWメネズが押し込みミランが先制に成功する。

 守備陣が安定しないミランはH・ヴェローナに決定機を作られるも、17歳の守護神GKドンナルンマが好セーブを連発しピンチを防いでいく。

 それでも71分、ついにミランが失点する。コーナーキックから相手のヘディングをロマニョーリがハンドで止めてしまう。このPKを元ミランのFWパッツィーニが沈めて1-1とする。

 勝ち越したいブロッキ監督はMFマウリに替えてFWルイス・アドリアーノを投入する。しかし、H・ヴェローナの勢いは増すばかりで、ミランはGKドンナルンマが神憑り的なセービング連発でなんとか逆転を阻止する展開に。

 しかし、アディショナルタイムの94分、H・ヴェローナが逆転する。本田が痛恨のハンドでFKを与えると、これをシリガルディが沈めて試合は2-1で終了。6位ミランは7位サッスオーロに勝点差「1」に迫られている。

【得点者】
21分 0-1 メネズ(ミラン)
71分 1-1 パッツィーニ(エラス・ヴェローナ)
94分 2-1 シリガルディ(エラス・ヴェローナ)

【了】

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