バイエルンが獲得を目指しているマッツ・フンメルス【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンが、ドルトムントに所属する主将のドイツ代表DFマッツ・フンメルスに対して長期契約オファーを提示したようだ。25日に独メディア『シュピーゲル・オンライン』が報じている。
同メディアによると、バイエルンはフンメルスに対して4年契約のオファーを提示したとのこと。移籍金は3000万ユーロ(約37億5000万円)と予想されており、来季はドルトムントの対戦相手となる可能性もあるようだ。
フンメルスは今季公式戦46試合に出場し3得点を記録。最終ラインからチームを統率し、優勝争いを演じるチームの守備を支えている。ドルトムントとの契約は2017年6月までとなっており、クラブ側は契約延長を望んでいるが、同選手はまだ決断を先延ばしにしていた。
フンメルスは以前、「今は決定を下す決心がつかない」や「僕は頭の中でいろいろと考えているが、いつかは決断する必要があるだろう」と語るなど、移籍を示唆する発言をしている。
また、複数のクラブが獲得を狙っていることを同選手の父親が明かしており、その中の一つにバイエルンの名前があることも明かしていた。
フンメルスにとってバイエルンは古巣のクラブとなる。果たしてフンメルスは、獲得に乗り出したバイエルンとの交渉に応じるのだろうか。
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