スタンドで観戦するシメオネ監督【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督がシーズンの残り試合、ベンチ入りできない可能性があるようだ。24日、英紙『デイリー・メール』が報じている。
23日に行われたリーガ・エスパニョーラ第35節のマラガ戦。前半のアディショナルタイムにマラガがカウンターを仕掛けると、ピッチ外からボールが投げ込まれた。マラガのアピールを受け、主審のアントニオ・ミゲル・マテュー・ロホスはシメオネ監督に対し、後半からスタンド観戦を指示した。
試合後、シメオネ監督は主審の判断を受け入れる一方で、ボールをピッチへ投げ入れられたことは「主審の判断は正しかった。私の横にいた少年がボールを投げ入れたよ」と、自らがボールボーイに指示したことについて否定した。
リプレイ映像ではボールが投げ入れられる直前にシメオネ監督が隣にいるボールボーイに何かジェスチャーをしている様子が見られるとのこと。レギュレーションでは、処分が確定した場合3試合のベンチ入り禁止となり、残りのリーグ戦全試合で指揮を執ることができなくなる。
アトレティコはバルセロナと勝ち点で並び2位。2シーズンぶりの優勝に向けて指揮官不在となってしまうのか。行方に注目が集まる。
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