前節2得点のアレクシス・サンチェスも不発に終わる【写真:Getty Images】
【サンダーランド 0-0 アーセナル プレミアリーグ第35節】
プレミアリーグ第35節が現地時間24日に行われ、アーセナルはアウェイでサンダーランドと対戦した。
前節から中2日のアーセナルだが、降格圏のチーム相手でもメンバーを落とさず主力組をピッチへ送り出す。また長期離脱していたウィルシャーがベンチ入りを果たした。
序盤から引いてゴール前を固めるサンダーランドに対し、圧倒的にボールを保持して隙を狙うアーセナルという構図でゲームが進む。それでも残留のために勝ち点3が欲しいサンダーランドは相手のミスを確実に突いてゴールに迫る。
決してアーセナルのペースとは言えない中、疑惑の判定が生まれる。37分、ベジェリンのクリアミスを見逃さなかったデフォーがペナルティエリア内からシュートを放つと、メルテザッカーがブロックに入る。この時ボールが手に当たり、サンダーランドがPK獲得かと思われたが主審は笛を吹かなかった。
さらに41分、今度はアーセナルが同じようにPKを獲得したかに見えたが、ここでも主審のマイク・ディーンは笛に手をかけなかった。
後半はGKの好セーブなどもあり、両チームとも決定的な場面を作れず。合計32本のシュートが産まれながらスコアレスドローに終わった。
この結果でサンダーランドはノリッジを得失点差で上回り降格圏を脱出。未来に明るい兆しが見えてきた。一方アーセナルは勝ち点1獲得で3位マンチェスター・シティと並ぶにとどまった。CL本戦出場権獲得に向け、痛いドローとなっている。
【得点者】
なし
【了】