ラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】
元インテルの名物会長マッシモ・モラッティ氏が、過去の失敗した監督の中にラファエル・ベニテス氏の名前を挙げた。20日付けスペイン紙『アス』が報じている。
当時インテルの会長を務めていたモラッティ氏は、2010年に3冠を達成したジョゼ・モウリーニョ監督の後釜にリバプールを退団したベニテス監督を監督を招聘。しかし、同指揮官は約半年で監督の座を降りることになった。
モラッティ氏はベニテス氏の招聘について息が詰まる環境であったと回想している。
「ベニテスと契約したのは誤ちだった。彼は偉大なプロフェッショナルだが、コニュニケーションや性格、理解に置いて大きな違いがあった。彼を傷つけたわけではない。でもそうしようと思う瞬間があったよ。なぜなら彼はまるで笑顔一つ見せちゃいけない空気を作っていたからね」
さらに「まるで恐怖の中で生きているようだった。選手たちには常にサッカーを楽しむように言っていたが、ベニテスではそれができなかった」と告白している。現在ニューカッスルで指揮を執っている同指揮官だが、名誉を挽回することはできるのだろうか。
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