ジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)のチャンピオンズリーグ(CL)の敗北は、ジョゼ・モウリーニョ監督の“強奪”につながる可能性があるようだ。19日、英紙『ガーディアン』が伝えている。
PSGにとってCLは、是が非でも手中に収めたいタイトルなのだろう。圧倒的な選手層で史上最速で3月にリーグ・アンを制覇したPSG。しかし、CL準々決勝ではマンチェスター・シティに2戦合計2-3で敗れる。この敗戦がPSGのフロント陣にローラン・ブラン監督の解任を決断させたようだ。
すでにマンチェスター・ユナイテッドの監督就任が確実視されているジョゼ・モウリーニョ氏だが、正式発表は未だ行われていない。フロント陣との確執も表面化しており、その隙間にPSGの触手が伸びている。
仮にモウリーニョ氏がPSGに就任した場合、フロント陣と円滑にことを運ぶことが必須だろう。かつてCLを制覇したクラブで、フロント陣と円満な関係を築けたのは、インテルの元会長のマッシモ・モラッティのみなのは周知のとおりである。
果たしてモウリーニョ氏は来シーズン、どの椅子に座り、ピッチライン沿いで何色のユニフォームに檄を飛ばしているのだろうか。
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