ドルトムントに所属する香川真司【写真:Getty Images】
DFBポカール(ドイツ杯)準決勝が現地時間20日に行われ、ドルトムントはヘルタ・ベルリンのホームに乗り込んで対戦。ヘンリク・ムヒタリアンなどが得点を決め、ドルトムントは3-0の勝利をおさめた。この結果、ドルトムントは決勝進出を果たしている。
日本代表MF香川真司はこの試合で先発出場し、3得点に絡む活躍を見せた。対するヘルタも日本代表FW原口元気がスタメン出場し、日本人対決が実現している。
香川はこの試合の勝因について「守備の意識、ボールを取られたときの切り替え、前への意識であったりというのが、今日はすごく全員が意識高くできていた。本当に、前半を含めて後半も落ちなかったですし、あそこで圧倒できました。
相手がボールを持ってもすぐに2、3人で囲んだりね。(原口)元気もそうだと思いますが、何もできない状況があったと思うので、そういうところが自分たちが上手くできたところかなぁと思います」と語り、積極的な守備からセカンドボールを多く拾えていたことなどを理由に挙げた。
ピエール=エメリク・オーバメヤンが負傷により欠場する事態になったものの、それを感じさせない躍動感あるプレーが目立ったドルトムント。好調をキープしており、このまま決勝戦でもバイエルン・ミュンヘンを破って優勝を成し遂げたいところだ。
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