アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)とリーガエスパニョーラの二冠の可能性を残すアトレティコ・マドリーだが、ディエゴ・シメオネ監督は現実的な目線で“今後”を見ているようだ。現地時間19日、スペイン紙『エル・パイス』が伝えている。
CL準決勝を控えようとも、ながらく国内リーグで首位にいたバルセロナと勝ち点「76」で並ぼうとも、シメオネ監督は「先の試合のことは考えない」「私は占い師ではない」と語っている。あくまでビルバオ戦を「重要かつ決定的」と捉えており、全精力を注ぎこむつもりだ。
アトレティコはCL準々決勝ではバルセロナを2戦合計3-2で撃破。国内リーグ第33節ではグラナダに3-0で勝利した。その2時間後に首位バルセロナがバレンシアに1-2で敗戦したことで、両者は勝ち点「76」で並んだ。
“超”がつくほどのリアリストで知られ、ベンチにいる選手にまで全力を求めるシメオネ監督だが、バルサと勝ち点で並んでも一切浮かれていない。第34節では、同時刻にキックオフを迎えるバルサとアトレティコの両者だが、順位に変動はあるのだろうか。
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