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Jリーグ王者広島、ACL敗退決定。アウェイで山東魯能に完封負け

text by 編集部 photo by Getty Images

水本裕貴
サンフレッチェ広島の水本裕貴【写真:Getty Images】

【山東魯能泰山 1-0 サンフレッチェ広島 ACLグループステージ第5節】

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第5節が20日に行われ、サンフレッチェ広島は敵地・中国で山東魯能泰山と対戦した。

 グループ3位の広島にとって、2位の山東魯能に勝利すれば逆転で2位に立つことができる大一番。今節で決勝トーナメント進出は決まらないが、負ければACL敗退は決まってしまう。

 広島はリーグ戦で出場機会の少ない丸谷や高橋、清水、佐藤、宮吉といったメンバーを先発で起用し、好調のウタカやミキッチはベンチ入りすらしなかった。

 試合は序盤から動く。10分、左サイドからのフリーキックに現役ブラジル代表FWジエゴ・タルデリが頭で合わせて山東魯能が先制ゴールを奪う。このままでは敗退が決まってしまう広島も必死で同点を目指したが得点は奪えず前半を終えた。

 後半、ゲームの流れを変えたい広島は61分に茶島と佐藤を下げて柴崎と皆川を投入。前線の構成を変えて攻撃に変化をつける。そこから宮吉や青山、清水らが積極的にシュートを放って同点弾を狙うもなかなかゴールネットを揺らせない。

 83分には途中出場の皆川が得意のヘディングでゴールを狙うも、シュートはクロスバーを超えてしまった。

 アウェイで1点が遠く、広島は山東魯能に1-0で敗れた。この結果、Jリーグ王者広島のグループ3位以下が確定し、今季のACL敗退が決まった。グループFからは山東魯能とFCソウルが決勝トーナメントへ進む。

【得点者】
10分 1-0 ジエゴ・タルデリ(山東魯能)

【了】

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