リバプールが契約延長を検討しているジョー・アレン【写真:Getty Images】
リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、ウェールズ代表MFジョー・アレンとの契約延長をほのめかした。18日に英紙『デイリー・ミラー』が報じている。
今季開幕戦から負傷により出遅れたアレンは、復帰後も出場時間の短い状態が続いていた。昨年10月にはブレンダン・ロジャース前監督の後を継いでクロップ監督が就任したが、ベンチ入り止まりの状況が続き、構想外となっている。
しかし、3月20日に行われたサウサンプトン戦で先発起用されると、4月17日のボーンマス戦ではフル出場を果たしていた。
徐々に信頼を掴みつつあるアレンに関してクロップ監督は「彼はもちろん、ここでの将来に価する選手だ。彼は鋭い型を持っている。我々は何が起きるか見ている状況だが、今はまだ彼の契約について話す段階ではないね」と答え、契約更新のチャンスがあることをほのめかした。
現在、アレンの契約は2017年6月までとなっている。今季終了後に放出される可能性もあったが、来季もチームの戦力として残ることになりそうだ。
夏にはEURO2016も控えており、代表として出場するためにも、さらにプレーする時間を増やしていきたいところだ。
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