レスターに欠かせない存在となっている岡崎【写真:Getty Images】
レスター好調には岡崎慎司の働きが大きいのであろう。17日、英国紙『ガーディアン』が岡崎を「レスターという大きな絵の小さなディティールだ」と称賛している。
17日に行われた本拠地キングパワー・スタジアムでのウェスト・ハム戦の先制点のシーン。GKのカスパー・シュマイケルから始まったカウンターはリャド・マフレズ、エヌゴロ・カンテと渡り、ジェイミー・ヴァーディーがゴールネットを揺らした。
記事では、マフレズからカンテへとボールが渡ったあとの、岡崎の右サイドへの動きを「戦術的で、聡明な動き」と評価し、「ヴァーディーのゴールを助けた」と岡崎の献身的なランニングを称賛している。
岡崎はこの試合でシュートなし、パス成功率も50%を切っていた。しかし、「狭いスペースでの動きが秀逸でレスターのスタイルに合っている」「岡崎の交代によってレスターはエネルギーを失ってしまった」と岡崎の存在の大きさを表現している。
試合はヴァーディーが退場となったものの、アディッショナルタイムにレオナルド・ウジョアのゴールで追いついたレスターが貴重な勝ち点1を得た。月曜日の夜に試合があるトッテナムとの勝ち点差は8に開いた。
岡崎は今シーズンプレミアリーグで32試合に出場で得点は5とフォワードとしては物足らない数字かもしれない。しかし、その献身的な動きは間違いなくレスターに欠かせないものとなっている。
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