【レスター 2-2 ウェストハム プレミア第34節】
レスター・シティは17日、プレミアリーグ第34節でウェストハムとホームで対戦した。
日本代表FW岡崎慎司も先発を果たしているレスターだが、一方のウェストハムはアーセナル戦でハットトリックを達成したアンディ・キャロルがベンチスタートとなった。
最初のチャンスは2分、ウェストハムに訪れる。パイェのFKにクヤテが合わせる。これをGKシュマイケルが懸命に触るとボールはポストに当たり、レスターは事なきを得た。
レスターは10分、オルブライトンのFKにフートが頭で合わせるも、高さが合わずミートしきれなかった。11分にはマフレズの突破からドリンクウォーターがミドルシュートを放つも、クロスバーを越えた。
そして18分、レスターが先制に成功する。相手のFKをキャッチしたシュマイケルが前線へボールを投げる。右サイドで受けたマフレズからカンテに渡るとドリブルで前進し、ラストパスを供給。これをヴァーディが左足で決めて均衡を破った。レスターの点取り屋はこれで22得点目とした。
1点ビハインドで迎えた後半、ウェストハムはキャロルを投入する。50分、CKからキャロルが走り込みダイビングヘッドを狙うも枠を捉えられない。
レスターは64分、オルブライトンを下げてシュラップをピッチに送り込む。55分、岡崎が左からグラウンダーのボールを送るもヴァーディにはわずかに合わず。
後半も相手ゴール前へ侵攻するレスターだが、56分、ヴァーディがシミュレーションにより2枚目のイエローカードを提示されて退場となる。ラニエリ監督は岡崎を下げてウジョアを投入した。
78分にはマフレズに代えてアマーティを投入する。83分ウェストハムにPKが与えられるとこれをキャロルが決めて同点とした。さらに86分、右からのクロスがファーへ流れるとクレスウェルが左足で素晴らしいゴールを決めて逆転に成功した。
それでもアディショナルタイム、今度はレスターにPKが与えられ、これをウジョアが決めて同点に追いついた。
試合はこのまま終了し、レスターはウェストハムと2-2で引き分けた。ヴァーディの退場は今後のチームにどのような影響を及ぼすだろうか。
【得点者】
18分 1-0 ヴァーディ(レスター)
84分 1-1 キャロル(ウェストハム)
86分 1-2 クレスウェル(ウェストハム)
90+4 2-2 ウジョア(レスター)
【了】