川崎フロンターレを率いる風間監督【写真:ダン・オロウィッツ】
J1リーグ第7節が16日に行われ、川崎フロンターレはFC東京のホームに乗り込み“多摩川クラシコ“が開催された。一時は勝ち越しを許したが、後半に逆転し川崎は4-2の勝利をおさめている。
この試合で大久保嘉人が2ゴールを決め、J1通算最多得点記録を161点にまで伸ばした。さらに、小林悠や中村憲剛などの活躍も目立った試合となっている。試合後に川崎を率いる風間監督が試合について語った。
「前半立ち上がりは出来たと思うんですけど、段々と止まってプレーするようになって。あるいは最初のものすごく簡単なミス(ポジションのミス)をつかれてしまった。最終的には点を取り返した、ということぐらいしか前半は良いところがなかったと思います。後半は立ち止まってプレーするのはやめようと言いました。
確かに今日は芝生が深いですし、芝生も濡らしていませんので、そういう意味ではたぶんこういうグラウンドで、我々とやるときには多くなってくるなという風に認識しています。選手たちは大変だったと思うんですけども、段々とそれに慣れてきた。失点しても入ってきた選手がどんどんゴールを目指してくれるということで勝ったゲームだと思います」
また、一方で「あとは、これだけサポーターが来てくれて、我々のプレーよりも見事な応援だったと思いますので、そういう意味では今日の勝因の一つになったんじゃないかなと思います」と語り、アウェイの地に駆けつけたサポーターに対して感謝の言葉を述べた。FC東京に勝利したことで川崎はリーグ戦2連勝となり、大久保を筆頭にチームは好調な状態が続いている。
(取材:チェーザレ・ポレンギ)
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