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“ミラクル”レスター指揮官、最後まで油断なし「まだレースは終わっていない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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自身初のトップリーグ優勝を見据えるラニエリ監督【写真:Getty Images】

 プレミアリーグの首位を走り、世界のサッカーファンに大きなサプライズにもたらしているレスター・シティ。しかし、監督のクラウディオ・ラニエリはまだ慎重な姿勢を崩していない。英国テレビ局『BBC』が報じている。

 レスターは残り5試合で2位のトッテナムと勝ち点で7離しているが、ラニエリは「我々は残留を目標としていたが、素晴らしいシーズンになった。しかしまだ何も達成していない」と慎重な姿勢を崩していない。

 また「我々の位置にマンチェスターのチームがいたら優勝は決まったと言われるだろう。そのように言われないのは我々がレスターだからだ」と残り5試合を激しく戦っていかなければいかないと強調している。

 一方でラニエリ監督は「我々が優勝したら、30年、40年忘れられないシーズンとなる」と希望を語った。プレミアリーグを制覇すれば同指揮官にとっても初めてのトップリーグ優勝だ。

 前節のサンダーランド戦の勝利で4位以内を確定させ、来季のチャンピオンズリーグ進出を決定させたレスター。ラニエリ監督のためにも今節6位のウエストハムに勝利を手にすることができるのだろうか。

【了】

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