レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドがヴォルフスブルク相手に見事な“逆KO”をみせた。ドイツ紙『ビルト』は11日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグを前に強気な見出しを掲載し「今日、ロナウドを“KO”する」と、読者の士気を高めていた。
しかし、C・ロナウドは見事にその夢を打ち砕いた。15分、17分、77分と得点し、チームを敗退から救うハットトリックを達成する。1stレグで負った0-2のビハインドを見事に跳ね返した。
守備陣も呼応するようにヴォルフスブルクの攻撃を「0」にシャットアウトし、3-2でマドリーの勝利に貢献。この勝利で、マドリーは6年連続のベスト4進出に成功している。強気な予想をエースの3発と守備陣の奮闘で、理想的な返り討ちにした格好だ。
試合結果を受け、同紙はヴォルフスブルクのCLベスト8敗退に悔しさをにじませながらも、ハットトリックをなし遂げたC・ロナウドを絶賛した。「リスペクト!」とマドリーへの賛辞も忘れなかった。
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