自慢の選手たちを今夏に放出する可能性があるアーセナル【写真:Getty Images】
アーセナルが、今夏の移籍市場で自慢の”ブリティッシュ・コア”を解体し、新たな若手選手の補強に動き出す可能性があるようだ。12日に英紙『デイリー・メール』が報じている。
マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティなどが豊富な資金力と投じて強力な選手を獲得するのに対し、アーセナルは若手選手を育成することで強力なチームを作り上げてきた。
同紙によると、アーロン・ラムジーやセオ・ウォルコット、アレックス・チェンバレンやキーラン・ギブス、さらにはカラム・チャンバースとカール・ジェンキンソンなどの”ブリティッシュ・コア”と呼ばれるイギリス出身の選手たちを、夏の移籍市場で放出する可能性があるとのこと。そして新たに、23歳以下の有望な若手選手の発掘に力を入れるとしている。
中でもチェンバレンに関してはサウサンプトンやリバプール、マンチェスター・シティやウェスト・ハムなどが関心を示しており、同選手も退団を示唆していた。代わりにアーセナルはレスター・シティに所属する19歳のベン・チルウェルに注目している。
今季プレミアリーグで3位につけているアーセナルだが、またしても優勝が難しい状況に立たされていた。来季は一度組織を見直し、数年間をかけて新たな体制作りに力を入れる考えがあるのかもしれない。
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