今夏の移籍を示唆しているズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表DFチアゴ・シウバが、スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの移籍に反対する構えを示した。11日に英メディア『ESPN FC』が報じている。
イブラヒモビッチとPSGの契約は今年6月に切れる予定だが、同選手は移籍を示唆しており契約延長には至っていなかった。同選手に関してはマンチェスター・ユナイテッドやウェスト・ハムなど、複数のクラブが興味を示している。
チームメイトのシウバは「確かに、それが実現した場合はプレミアリーグにとって特別な選手となるだろう。彼はキャリアの中で多くの勝利を掴んできた選手だ。多くのタイトルを獲得し、個人タイトルも受賞してきた。それは彼がいかに重要な選手であるかを示している。もちろんPSGに残ってもらいたいし、彼なしの自分たちを想像することはできない」と語り、チームにとって欠かせない選手であることを明かした。
一方で、「僕は、彼がイングランドのクラブからオファーを貰っていることを知っている。それは大きなリーグだね。だけど、僕はPSGのレベルに匹敵するクラブがイングランドにあるとは思えない。それは彼のステップダウンにつながるよ」とコメントし、プレミアリーグへの移籍に反対する構えを示した。
PSGはリーグ1では敵なしのビッグクラブだ。それだけに、チャンピオンズリーグ(CL)出場はほぼ保証されているとも言える。そして、今季のプレミアリーグは強豪クラブが苦しんでいる。
そのような状況の中でプレミアリーグに移籍するのは良くないとシウバは感じているのかもしれない。
【了】