バイエルンで冷遇されているマリオ・ゲッツェ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのMFマリオ・ゲッツェは、ジョゼップ・グアルディオラ監督から冷遇され今夏の移籍が噂されている。
現地時間9日にドイツ・ブンデスリーガ第29節シュツットガルト戦で先発で出場したゲッツェだが、得点シーンにからめずに69分にMFチアゴ・アルカンタラと交代でピッチを退いている。
現地時間13日にチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのベンフィカ戦を控えるバイエルンだが、ゲッツェの交代は「CLを見据えたものではない」とみられている。ドイツ紙『ビルド』が10日、手厳しい見出しを掲載した。
ゲッツェとポジションを争う1人でもあるMFフランク・リベリはベンフィカ戦、シュツットガルト戦の2試合で先発フル出場を果たし、バイエルン会長のカール=ハインツ・ルンメニゲ氏も「フランクは誰よりも走り(11.3km)、勝利に貢献した」と賞賛する。
今夏にシャフタール・ドネツク(ウクライナ)からバイエルンに加入し、シーズン開幕から抜群の存在感を放っているMFドグラス・コスタも75分に投入され、89分には試合を決める3点目を叩き込み、チームの勝利に貢献している。果たして、ゲッツェは今夏恩師であるユルゲン・クロップ監督が率いるリバプール移籍となってしまうのだろうか。
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