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不屈の長友、桜の儚さに自らを重ねる「そこに強さがある。夢は自分の中にある」

text by 編集部 photo by Getty Images

長友
インテルの長友佑都【写真:Getty Images】

 日本代表DF長友佑都は10日、自身のツイッターを更新し、桜の儚さと自らの姿を重ね合わせるかのようなメッセージを投稿した。

「桜の木は偉大。この方たち1年にたった2週間ほどしか輝けない。残りの期間どんな時も耐えて輝く日を待っている。人生良いことばかりじゃない。でもどんな状況でも輝く日を信じて努力を続ける。そこに強さがある。夢は自分の中にある」

 9日のフロジノーネ戦は出場停止で出場のなかった長友は、インテルとの契約を2019年まで延長している。

 今季開幕時は戦力外状態で出場機会が得られず苦しい時期が続いていたが、トレーニングで必死のアピールを続けて自らの力で出番を掴み、そして今回の契約延長まで勝ち取っている。

 ファンからのメッセージに対しても、「僕の桜は散りません。心の中で永遠に咲いています」と答えた長友。

 日本の桜はすでに散り始め、人々が思いを馳せる時期は過ぎようとしているが、不屈の精神で走り回る長友の中に咲く桜が散ることはない。

【了】

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