リバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
やはり、ドイツ国内において“あの男”は桁違いにサッカーファンに愛されているようだ。8日、ドイツ紙『レヴィーア・シュポル』が今週行なわれたある試合が史上最高のTV視聴率を記録したことを報じている。
過去最高の視聴率を叩きだしたのは世界最高峰の大会であるチャンピオンズリーグ(CL)ではなく、ヨーロッパリーグ(EL)のボルシア・ドルトムント対リバプールの一戦だ。ドルトムントのレジェンドであるユルゲン・クロップ監督の帰還で大きな注目を集めた。
CLとELの試合をドイツで放送する『SPORT1』は3年間で平均568万人が視聴。ドルトムント対リバプールの一戦では、ピーク時は実に650万人もの人々がテレビを観戦していたとのこと。また、視聴率も19.1%に達し、この記録は放送開始から23年間の歴史で最高値を記録した。
ドルトムント対リバプールの試合開始前には両チームのサポーターが応援歌「ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン」をともに大合唱するなど、スタジアムを一つにしたクロップ監督。その影響力はドイツ国内で突出したものにあるようだ。
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