ラジャ・ナインゴラン【写真:Getty Images】
アントニオ・コンテ監督の就任が決まっているチェルシーは、すでに来季に向けた補強を進めているようだ。
伊紙『トゥットスポルト』はローマのワルテル・サバティーニSDがチェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジで目撃されたと報じた。
同紙はラジャ・ナインゴランの移籍交渉のためロンドン入りしたと見られる。コンテ監督はユベントス時代にも同選手獲得を試みており、今夏のトップターゲットになりうる。
またナインゴランはベルギー代表としてEURO出場が確実視されている。欧州の舞台で活躍すれば市場価値が跳ね上がってしまうため、チェルシーにとっては移籍金が変動する前に獲得を決めてしまいたいところだ。
ローマとの契約を2020年まで残すナインゴランの獲得にはかなりの額の移籍金が必要とみられるが、資金力のあるクラブであれば解決可能だろう。さらに英『スカイ・スポーツ』などによればチェルシーはジョン・テリーの後継者としてコスタス・マノラスの引き抜きも画策している。
コンテ監督が望むイタリアからの新戦力候補をしっかりと獲得できるか。来季に向けた戦いは水面下ですでに始まっている。
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