ジョゼ・モウリーニョ氏【写真:Getty Images】
シリア代表は、ジョゼ・モウリーニョ氏の招聘を諦めたようだ。『AP通信』が伝えている。
ロシアW杯アジア最終予選に進出したシリア代表だが、0-5で敗れた二次予選の日本代表戦を最後にファジェル・イブラヒム前監督が退任を表明。同国サッカー協会は外国人監督招聘を検討する中で、Facebook上にモウリーニョ氏に対する公式文書を掲載し、就任オファーを提示する意向を示していた。
しかし、シリアサッカー協会のスポーツ部門の責任者であるムワファク・ジュマー氏は、「モウリーニョ氏がここに来ることはない。それだけの資金がなかった」と語り、招聘するだけの十分なオファーが提示できないことを明かした。
今年9月から始まる最終予選に向けて指揮官不在のシリア代表だが、今後も後任監督を探すこととなる。
一方のモウリーニョ氏はマンチェスター・ユナイテッドの監督就任が決定的といわれているが、いまだ正式な発表はなく、その去就に注目が集まっている。
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